導入事例・お客さまの声

CN050で看板商品を生産 長井屋製菓 様

地元で愛され、長く続いて やっていけるように

長井屋製菓 様(群馬県藤岡市)

工場は毎朝4時半スタート。5時から火星人「CN050」が稼働する。包装・販売までを家族で手際よく行う。開店は6時。7時から8時ころ忙しくなる。火曜定休。
 
 
群馬県南西部の藤岡市にある長井屋製菓様。大正7(1918)年創業。看板商品の長井屋まんじゅうは地元、鬼石地域の名物になっている。今年、火星人を更新。コンパクトな新型「CN050」を導入された。4代目の須田哲生様にお話を聞いた。
 
鬼石名物の長井屋まんじゅう
1個60円、35g。12個入り720円。15個入り900円。(税込み)
店売り以外に上里SAやホテルなどでも販売。
 
長井屋まんじゅうは群馬県産の地粉を使用しモチモチした食感の皮で、甘さひかえめのこしあんを包む。赤糖のほのかな甘みと香りが特徴。単品生産。午前中に売り切れることもある。1970年代初めに機械化。1999年、火星人での生産に切り替えた。
 
 
2017年1月から稼働する「CN050」について
「『CN120』を18年使いました。これという故障もなく長持ちしたよね」と言うと「ほぼ毎日使っていたんだものね」とお母様のツチ子様(右)。タイミングが絶妙だ。
「定年なし。生涯現役で」。左から2人目がご当主・須田哲生様。左が奥様・淳子様。右が長男・隼平様。お母様・ツチ子様。
「うしろのフタを開けなくても電源を入れられるようになっていますね(笑)。液晶パネルが大きくなって、見やすいし操作しやすいです。音も静かになっている。『シャッター』も画期的ですね。以前は使っている内に摩擦で熱くなってしまうことがありましたが、そういうこともないですし…」「お掃除もラクね」とお母様。「パーツ、パーツで全部バラせるから、すぐきれいになる。洗いも簡単。前の機械より早く分解して、洗って、組み立てられる。全然違いますよ。この20年間の進化はすごいですね。基本的な構造は変わっていないようですが…」。「シンプルだよね」とお母様。「だから故障しないんだと思います」と厚い信頼。ご家族の絆も垣間見えた。1日1000個から1200個生産するが、週末には倍以上になるという。
 
 
地元で愛され、長く続いて やっていけるように
「平日は地元の人が半分くらい。土・日は『サイクリングやドライブにきた』とか。『車がいっぱい停まっているから寄ってみた』『口コミで聞いて来た』とか。ぜんぜん知らない人の方が多いですね。この辺はロードバイク乗りに人気のコース。埼玉県の川越からトライアスロンのチームがよく来られます。寒いときはお茶を、暑いときは麦茶をお出しして休んでいただいています。皆さん『ここは道標。おまんじゅうを食べると元気が出るんだ』って。ロードバイク用のスタンドも手作りして置いてあります」

 
お店の前に広がる神流湖(かんなこ)は下久保ダム建設(1968年)でできた人造湖。移転して50年が経つ。「水没した町の3分の2くらいが他所に移っていきました。うちは『どうしてもいて』とのお願いを2代目の祖父が受けて、良い水源のあるこの場所を見つけたんですよ」とお母様。
来年創業100年を迎えるにあたって、建て替え計画が進んでいる。
「大学生の息子が後を継いでくれるということで、今勉強中です。なるべくいい形でバトンタッチして、続けていけるように。今まで通り、地元の人に愛していただいて、長くやっていきたいです」と目を細めた。
 
店前に横たわる神流湖周辺の山道はアップダウンの激しいことからロードバイク通に人気。冬桜祭りや鬼来い節分祭などで立ち寄る方も多い。
 
鬼の投げた石が神社に落ちたと言い伝えられる鬼石町。2006年、藤岡市に編入。
 

 

 
つつむ No.150号 (2017年7月号)掲載
※文章内の表現・表記は、すべて取材当時のものです。
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